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吉村圭司理事長からのご挨拶

吉村圭司理事長からのご挨拶

「コロナの流行する以前から、卸の存在感が薄くなっているのを感じていました。これから生き残るために、今までと同様にやっていたのでは難しい。かばんやバッグ類はあくまでも嗜好品であって、かばんの好きな人のために、自分たちの想いをベースに、最高のものを作らなくてはユーザーには刺さりません」。
「林五には『ファイブウッズ』や『KUBERA9981』などのオリジナルブランドがあり、最近では百貨店の売場などでファンを増やしています。これからはさらに尖ったテイストで、買われる方に〝どんな喜びや楽しみを提供できるのか?〟を問い続けていきたい」。
「130年の歴史あるものづくりをベースに、ここからどう今様にアップデートし、メンズとレディスの垣根を越えて、ジェンダーレスを意識した新たな〝林五らしさ〟を出していけるか。人材においても男女や世代を問わず、全員がいかに〝熱く〟なれるか。その点がこれから問われていくと思います」。
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 鶴見社長は林五の事業とは別に、自身で「CRANE(クレイン)」というセレクトショップを東京・蔵前で運営している。ユーザーの声をダイレクトに知るために、一種のラボラトリーとして展開している。そこではオリジナルの革小物やヨーロッパのビンテージ雑貨などを並べ、一人ひとりのお客に丁寧に接している。
日本人の「ものづくりに対する勤勉さ」を改めて打ち出したいと語る鶴見社長。大きな転換期にある老舗企業の試みだ。

準備中

 

特定非営利活動法人 日本皮革技術協会理事長 吉村圭司

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